ヴェリタス
営業所ニュース
パルファンのなかの精油メモ〜アオモジ
2009年04月25日 (土)
パルファンのブラン、ヴェール、ロゼ、ジョンヌに入っているアオモジ果実油。メイチャンといったり、リトセア、リツエアクベバといったりします。
精油で使われる原料はアオモジの実で、胡椒の粒のような形態。香りはシトラスの香りです。
鎮静効果があり、呼吸器系やお部屋の浄化にも効果があるといわれいて、お肌には皮脂を調整したりひきしめたりする効果があるそうです。精油単体の香りはレモングラスのような香りでエコバースには入っていないのですがエコバースの香りがします(笑)
さて、アオモジを検索エンジンで検索してみますと学名がLitsea citriodoraやLitsea cubebaがでてきます。また、Lindera citriodoraとLitecea(ハマビワ属)ではなくLindera(クロモジ属)として扱っている本もございます。些細な気がかりが全くの混迷です。
詳しく調べると、アオモジはクスノキ科ハマビワ属。中国などの東南アジア原産で、日本では主に本州の関西圏から以西、四国、九州に分布して、3月から4月に花を咲かせます。枝は楊枝に、実は香料として使われます。時折、材木としては家具や工芸品として使われるそうです。
インターネット植物サイトではLitsea citriodoraと表記しているものが多いです。そして、アロマオイルの表記で使われるのがLitsea cubebaです。その本質が全く同じものかと思えば、多少違うようです。アロマオイルで使われるLitsea cubebaは「タイワンクロモジ」と和名がついています。2009HPCが開催された台湾のネイティヴ民族は馬告(マーガオ)と呼ぶそうです。
【参考文献】
原色日本植物図鑑 草木編2 保育社
【参考サイト】
ウィキィペディア
http://en.wikipedia.org/wiki/Litsea_cubeba
oNLINe植物アルバム
http://plantdb.ipc.miyakyo-u.ac.jp/php/search.php?kamei=%A5%AF%A5%B9%A5%CE%A5%AD%B2%CA