販社ニュース ほんもの 2012年04月21日 (土)
福生ではホトケノザなど、野花が咲きに咲いています。
その小さな花の蜜を子供のころ吸って遊んでいたことを
思いだします。七草のホトケノザはこれとは別物で、
本来のこの時期に咲くホトケノザは食用ではありません。
花言葉は「調和」。

シナリーHPCのパリ研修から戻ってきた東京は
春の中に飛び込むような陽気でした。
桜もすでに散りかけて、色とりどりの花が咲き
まだ、パリで感じたものが整理できないまま、
夢なのではなかったのかと思うばかり(笑)
毎回ながら素晴らしい研修に
参加させて頂き感謝しております。

出発時の東京は桜が咲きだしたばかり。
パリでも桜はさいていましたが、
ソメイヨシノよりも白く、実をつける桜だそう。

フランスは古いものが生活から隔離されずに
日常の空気になっているところが
素晴らしいなと思いました。
日本も実は同じなんですが!

ノルマンディーの家々は、基本的に昔に近い形で
修復されてアレンジされて建っていたりします。
昔の痕跡は微かに残っている程度だとは思われるのですが、
昔からあったように佇んでいる。

一方、パリ市内はギリシアの経済破綻の影響もあるのか
イースター後の観光客の流れなのか
ざわざわ感も少しだけ感じました。

夢のようにつかめないまま変わってゆくもの、
自然の流れにのって流れるままに変わらない軸があるもの、
なんだか色々な空気を吸って整理できません(笑)
また、パリはほんものでないものと
ほんものが混在しているような町でも
あるような気がしました。
生きているひとの生活がすべてを
ほんものに、或いは、
ほんもののようにしてしまうのですが、
生命感のあるほんものは
圧倒的な色彩を持っています。

日本に戻ってきて、
ほんもののものがどれだけあるんだろうと
少し考えてしまいました。個人的に
ほんものというのは自然の流れに基づいて
逆行していないものだと感じます。
自分たちも自然の流れにいますから、時に
しがみついたり、止まってしまった考えを
改めないとならないこともあります。

さて、福生に戻ってきたら急にリアルな生活に(笑)
ご近所さんが、私がいない間の数日で!?
花粉症が発症して、ひどくなっていると家族からききました。
同じ地域に住んでいるのに、私の家族はアレルギーが
ほんとこの数年で緩和されています。
いろいろ気遣うようになったからでしょうか。
できるだけ「ほんもの」を取り入れるようにしているからでしょうか。
日常、摂取しているものや、身にしているものも。
アレルギーの原因はさまざまですが、
植物が引き起こすアレルギーは植物がメッセージを
くださっているようにも思います。
ある意味、アレルギーという現象は
身体の中に異物をとりいれつづけて
変わってしまった身体という自然へのメッセージですね。
アレルゲンだけを排除するのは対処のような気もします。
ただ、化学物質などのアレルゲンは
徹底的に排除したいところです!
ひとがつくったものだから、やめればいいことなんですが。

って、なんだか今回は、文が凄く長くなってしまいました(笑)
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