販社ニュース 明確なヴィジョン 2010年03月01日 (月)
春の長雨。
3月中旬から、4月にかけて降る長雨を
菜種梅雨というそうです。
本日、お客様からうかがいました。
まだ、3月も始まったばかりで
菜種の季節とは言えないまでも、
着々と梅などが花を咲かせます。
雨にぬれた梅の黒い枝と朱を浮かべた花は
とても妖艶です。

4月の花の季節を迎えるまでのこの長雨も
花に精気をあたえるお湿りで
とても大切な恩寵の雨なのですね。
そんな時期、
南田園でひそかに盛りを迎えているのが
河津桜。
日本の大島桜と中国の寒緋桜の混合種だそうです。
まだ閑散とした風景のなかに
「主張する」というよりは、
この時期この瞬間に存在すべく咲いている感じです。
あらゆる生き物、あらゆるものもそうなのですが(笑)

花や植物と瞬間に交感するとき
ふとあらゆるものは自然のシステムにぴたりと生きていることを想います。
それは宇宙のシステムといっても大げさではありません。
あたりまえに花を咲かせることへの確かさ。
あまりにも確かな完璧さ。
調和。
ひとも自然のなかに生まれてきます。
ひとも自然の調和の中に自然をあらわす存在だとも言えます。


シナリーの仕事をしていると幸いなことに
商品をお届けすることだけでなく
知識をお伝えすることだけでなく
自然のシステムに調律して生きる
明確なヴィションをもつ必要性に
気づきます。
自然と明確なヴィジョンを持ってしまう方が多いのかな?(笑)
そう、嘘をつかなくてよい幸せな生き方が求められていて、
まさにこれを実行しているように感じるのです。
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